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徒然☆乙女

乙女ゲーム・アニメ感想日記

 

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  • 薔薇に隠されしヴェリテ
  • 2016年11月29日 (火)
  • 09時50分48秒
by AlphaWolfy

薔薇に隠されしヴェリテ 


オーストリア皇女アントーニアに仕える召使い、リーゼ。
彼女の家族も城勤めをしていた為、外の世界を殆ど知る事なく育つ。

そんな彼女の運命を変えた日……5月16日。事件は心配されていた通りに起きてしまう。
引き渡しの儀で高熱を出して倒れたマリー・アントワネットに代わりハプスブルグ家に代々伝わる「身代わりの薬」を使ってマリー・アントワネットに成りすます事に。

「身代わりの薬」は外見だけを変える薬で、性格や声までは変える事が出来ない為マリー・アントワネットの回復を待つ間、ヴェルサイユ宮殿での慣れない生活を開始した。そして体調が回復したマリー・アントワネットがやっとヴェルサイユ宮殿に来ると役目を終えたリーゼは帰国するまでのしばらくの間、パリで過ごす事になる。

動乱のフランスを駆け抜けるリーゼは果たしてどんな結末を迎えるのだろうか……? (公式より)


史実に沿った内容。
お陰で勉強になりましたw


フランス革命については、ベルばら程度の知識しかなかった当方w
このゲームを通して、この機会にもっと史実を学んでみようという気にさせられました。
主人公の立ち位置がフランス王家に近い為、史実を絡めると悲劇の結末しか望めないのは気が滅入りますね・・・。 
特に残念なのは主人公はあくまでも歴史の流れにおいて「傍観者」であり、無力である事。
オスカルの様な活躍は期待出来ませんw

共通ルート、長いので初周はかなり時間が掛かりました。
個人ルートも結構尺があるのですが、革命が始まるともう先行きが不安だし緊張感があるしで楽しく明るい恋愛をする雰囲気ではありません
トロコンしましたが、シーンの取りこぼしが幾つかあったまま終了(T_T)
シーン回収の為に周回する気になれず・・・

エンドはSPと史実の2種類。
史実エンドでは攻略対象キャラの死は免れませんから後味悪いです。
SPエンドも身代わりを立てて助かったのに主人公と暫く合流出来なかったり世知辛いと言うかなんというか・・・w
もっと幸福感の強い「IF」のストーリーが良かったな~。
本作は恋愛を楽しむ「乙女ゲーム」ですが、恋愛要素はあくまでも微糖。
恋愛に疎い主人公なので好きなのに「この気持ちが何だかよく分からない」という状態が長く続きます。

<主人公・リーゼ>
この作品の主人公の性格は一言で言うと「優柔不断」。
言われるまま、流されるままにアントワネットの姿に。
身代わりとして選ばれた召使いなのだから、その役目をただ全うすればそれで良い筈。
けれど身代わりに選ばれた事を知らされてなかったからか、自分を偽る事に葛藤があって。
自分がどうしたいのか、何をしたいのかが分からなくて迷ってばかりの状態が続きイライラしました。身分差を考えずアントワネットと対等であるかの様な態度も気になる。
薬の事は絶対に秘密なのに、軽々しく人に言ってしまったり。
まさに隠し事が苦手で嘘が付けないタイプ。他に身代わりに適した人材はいなかったのかなぁ~
脇役のエルザの方がよっぽど気丈だし機転が効いて頼りがいもあり、好感が持てました。
カヌチ、デスコネクション、エンケル、華ヤカ等、高木さんが描く作品の主人公は皆似た様な性格の子だなぁ。
良く言えば「至って普通の子」なんですよね。悪く言えば周りにチヤホヤされる程魅力的に感じないといいますかw
脇を固めるキャラの方が好感が持てるというパターンも高木作品の特徴の一つと言えるかも。

<ミニゲーム>
マップ上のクエストは他イチカラム作品と同じなのですが、話を聞くだけだったり、本を読んだりの単純作業がメイン。
ドレスの着替えや新しい髪型は最初は楽しかったのですが、飽きます。
ゴミを拾い集めてお金を稼ぐ作業はアイテム収集が完了するまでマメにしました。
ベルサイユ宮殿内を見張りに見付からない様に移動しイベントを発生させる回が一番楽しかったな。昔DSでやったゼルダゲームを思い出しましたww

エンケルではバイトをしたり材料集めて料理をしたり、色々な事が出来て面白かったのですが手間が掛かり過ぎて面倒だった
華ヤカではクエストの数が多くてかなり歩き回らないといけなくて大変でしたが、頑張ってコンプした記憶が。
本作は他と比べると簡単で少ないですが、本編を早く進めたかったので不満は無いです。

<システム・その他>
毎回次のシーンに移る時ロードに時間が掛かり、もっさり感が半端ない。
初周の中頃まで「セーブ」が見つからなくて??だった(メニューをスクロールしたらあったw)
2周以降、ルイルートでマップ上であるイベントをスキップさせようとするとフリーズするというバグ発見。
タイトルは「髪結師のアドバイス」だったような(定かではない)。ちなみにバージョンアップ済でも発生。周辺では小まめにセーブ必須です。

5章以降、個人ルートに入ってからの共通イベントが既読にならないのがストレスでした。○ボタン連打疲れる。最後の方のランバール夫人殺害シーン(ネタバレなので反転)は初回だけでもトラウマだったのに、何度も見なければいけなかったのが辛すぎた・・・。

立ち絵やスチルは総じて綺麗なので特に文句無し。
途中4年の月日の経過を挟む事で立ち絵が変化。
キャラ毎に衣装も何通りか用意されていて流石イチカラムさん。
ひとつだけ文句を言うなら・・・
あるキャラに関しては、4年後の正面を向いた立ち絵が劇的にブサイクになり、萎えたことかなw

以下攻略順にルート別感想を。
ネタバレあり。



ルイ16世
初周で意図せずこの人を攻略
振り返ってみると、一番最後まで取っておくべきだったなぁ(ノ_<)
何事にも関心を見せず、感情の起伏が感じられなく・・・王になる事を運命付けられ育ち、守られ、周囲に言われるがまま動く無力な存在。
そんな人形の様な彼が、物語を通して成長していく様子が描かれており、最後にはお気に入りのキャラになりました
貴族と平民の両方が共存する国を創りたい、との考えを実現するため「身代わりの薬」を使い始めたのが彼の物語の始まりです。
薬を使用する事で信頼の置ける者達に国事を代行して貰うなど、責任放棄に等しいですよね。
しかし彼は己の資質と才覚では思い描く国を実現できないと自覚し、他人の介入が自分の立場を悪くする危険性も認めながら実行する勇気があった、と解釈しました。
この作品で描かれたルイ16世は唯の人形では終わらず、時代に流されただけでは無かった。自分の意思を持って国を改革したかったのだと分かった時、彼の好感度がかなりUPしました
最後まで貴族側でも庶民側でもない、中立の考えを保ち、改革に伴う王制の衰退も、足掻く事なく受け入れ・・・あの様な結末に到達する訳です。

更にリーゼと出逢う事によって生に対する執着が出来、SPエンドで生き残ってくれたことが涙が出そうになる程嬉しかった。
2人の幸せを心から祝福したい気持ちになりました。
でも・・・2人の恋愛関係が一向に前進せず微糖過ぎて切なくなりました。
ルイ15世ほど節操がないのは困るけど、もう少し積極的でも良かったかな。
リーゼが「公娼」になって贅沢三昧、2人揃ってギロチンエンドとか見てみたかったw ←行き過ぎw

フェルゼン
見目麗しく、頭脳明晰で処世術に長けている人物として描かれています。
史実ではアントワネットの愛人だったようですがw
宮中で浮名を流しまくっているだけあって、恋愛関係になるまでのアプローチと、なってからの親密度はそれなりでした。
プレイボーイだから、リーゼも彼が真剣なのかからかっているだけなのか判別がつかなくて、疑心暗鬼になる展開がありました。まぁリーゼの信じられないという気持ちもわからなくもない・・・かな。
彼に興味を示さない態度が珍しくて、振り向かせようと躍起になり、落とすまでアプローチをし続ける、というフェルゼンの行動心理は理解出来るけれど、そこまでしたくなるリーゼの魅力ってどこだ?w
アメリカに行く前にそれらしい雰囲気になりましたが、恋人関係とまでいかず煮え切らない関係が長かったです。
物語における彼の役割はかなり重要なもので、特に逃亡計画実行においては彼無しでは成し得なかったかと。

裁判、そして処刑の流れでリーゼがアントワネットの姿になってしまい、身代わりとして最期を迎えるのかと焦りました。
SPエンドではなかなか幸せそうでした。
史実エンドでは自国に帰ってから命を落とすという悲劇が
現実はキビシイ・・・

ラファイエット
これまでのルートで見せてきた革命時にとった彼の行動は国民側についたり国王側に戻ったり・・・。
「どうなってるんだろ、この人?」なんて思っていたので彼のルートでその内情や心の葛藤を知れて良かった。
この人も恋人になったら手が早いなw・・・というか陛下が無垢過ぎたのか
最後幽閉の時点で王家と一緒に行動を共にしない展開は目新しく、興味深かったです。
王家に加担したものが悉く処刑された中、史実でも生き残った唯一の存在ですね。
ラッキーな人だなw
2人の再会までかなり時間が経過したようですし、ありんこは心から祝福出来る気分では無かった・・・です。

ロベスピエール
頭脳明晰で相当の切れ者だけど、恋愛に関しては初心者。
共通ルートにリーゼとキスするシーンがあって驚きましたw
恋愛馬鹿って何度も呼ぶの、いい加減やめて欲しかったですね・・・唯の言い間違えなのに、根に持つなぁ(♯`∧´)
彼の人を見下した態度(貴族に対しても不敬)、いつも偉そうな命令口調だしリーゼくらい腰の低い子でないと付き合いきれないタイプですね。ありんこはあまり好きになれなかったかな。
彼が革命中頭角を現し、議会でカリスマ的存在になり「独裁者」になってからの恐怖政治は、恋愛対象として贔屓目で見ても恐ろしいものでした。そんな血も涙もない所業がまかり通る時代だったとしても、ありんこがリーゼだったらさっさと逃げ出していただろうなw 
逃げていたらそれで粛清対象に転がり落ちて断頭台行きだっただろうけどΣ(゚Θ゚)
最後立場が逆転してギロチン台に立つ側に!
今までのパターンから誰が身代わりになるのか注目していましたが、まさかロゼールだとは・・・。 
彼がそれほどまでして命を助ける理由が知りたくて、ロゼールルートが待ち遠しくなりました。

ダントン
彼は初めからリーゼに好意的。史実ではかなりの女たらしだったみたいですがw、この作品ではハッキリしないリーゼに対し、忍耐強く接しています。結婚しよう!ってお誘いはかなり序盤の方からあったりします 
秀才のロベスピエールがいち早く議員になり、革命を引っ張る立て役者になっていく様子を隣で見つめながら、自身の不甲斐なさに焦りを感じるダントン。
ロベスピエールと決定的に違う点は、ダントンは立場の弱い庶民の見方でありたいと願い、人命の犠牲を伴う革新的な行動には抵抗があるというところ。温かい人間味が感じられるキャラクターでした。
不正に手を出して処刑されてしまう結末はロベスピエールよりも前だけれど、SPエンドでは身代わりが断頭台へ。

ロベスピエール・ルート展開の方が緊張感があって、最後まで目が離せない感じだったから、こちらの終わり方がイマイチ詰まらなく感じてしまいましたw キャラは嫌いではなかったんだけどw

ロゼール
謎の多い人物ですよね。年齢的にも30代半ばと随分年上。
彼の関わりがどんなものか、種明かしがありましたが、ふ~んって程度だった
不老不死だから普通のライフスパンを生きる人間と深く関わらず、一定の距離を保っている、との事。
リーゼとの恋愛も本人は乗り気ではなくて、周りからのお膳立てで重い腰を上げた、という印象。
「・・・今は君を大事にしてやりたいと思う。そして君の事を好きになってみたいと思っているよ。
無駄な事だと分かっているが、敢えてその無駄な事をしてみようと思う。・・・私に付き合ってくれるかね?」

えぇぇ・・・。何この態度・・・。
何だか納得がいかない恋愛展開でした。
最後もジョエルとの別れの方が辛かったみたいでリーゼが霞んでしまったかのようw
こんなショボい隠しルートなら「皆助かって国外に亡命!幸せに暮らしましたとさ・大団円エンド」の方が良かったですw

まとめ
フランス革命をゲームで学ぼう!主要人物は皆イケメンみたいな主旨だったら大成功だと思うんですがw
ボリュームがありますし、作り込みもかなりされていて、やりきった感はあります。
ただ恋愛ゲームとしては不完全燃焼気味だったのが残念。
一番印象的で好感が持てたキャラはルイ16世かな。
人間的に成長を感じられたし、庶民として生きていく上で初恋の相手リーゼと是非幸せを見つけて欲しい
声も中々素敵でしたし

まぁ、色々言いながらイチカラムのゲームは毎回楽しみにしていたりするのです。
次はどんな題材の作品になるのかな~。

以上です


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