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徒然☆乙女

乙女ゲーム・アニメ感想日記

 

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  • 百花百狼~戦国忍法帖~
  • 2016年07月16日 (土)
  • 01時25分42秒
by AlphaWolfy

百花百狼~戦国忍法帖~ 


戦乱の世において独自の発展を遂げた伊賀と甲賀。
両忍軍はその長い歴史において、互いを憎み合う敵対関係にあったが、
天正九年、織田信長による「天正伊賀の乱」により伊賀が滅亡。
わずかに生き残った伊賀忍たちは甲賀に取り込まれた。
それから十七年、戦国時代は終わり、世には久方の平和が訪れていた。
甲賀の長・上野勘道の娘、槐(主人公)は忍び仕事に出る日を夢見て、日々修練を積んでいた。
そしてついに選ばれた初任務で、主人公そして里の運命を狂わせる大事件が起きる――。
(公式より)


「戦乱の時代を駆け抜ける忍びの者たちの生き様と恋」
総合的なクオリティの高さが際立つ良作。


ありんこは歴史モノが大好きなので本作は購入必須ゲー(o‘∀‘o)*:◦♪
しかも高評価なので攻略がとても楽しみでした。
感想は・・・うん、中々面白かった!
D3Pオトメ部 X RED X 悌太さんのタッグに拍手を送りたいです
贅沢を言えば、D3Pさんがシステム面を少し改善してくれたら、文句無しなのですがw

<シナリオ>
決死の逃亡劇がメインで、内容的にはシリアスで暗くなりがちですが、コンプ後は余韻を引きずる事もなく意外とアッサリ。
物語がコンパクトに纏まっているという印象で、テンポよく進み、最後は少しご都合主義っぽい流れもありましたが、かねがね満足です。恋愛の過程も気持ちの変化が分かり易く描かれていて◎。 
ある攻略対象のルートでサブキャラがどんどん死んでいくので、そこを地雷に感じる乙女は注意。

<グラフィック>
悌太さんですし、スチルに関しては大満足。美しいです。
立ち絵のバリエーションが多かった気がします。
目パチ口パク有り。

<システム>
選択肢でQSAVE・QLOADが出来ないのが不便でした。メーカーさん、次こそ改善して下さい。
バックログから巻き戻しが出来ないのも不便

<おまけ>
追加シナリオが無料でDL出来るなんて、太っ腹ですね。オト○イトではありえないよなぁw

<主人公・槐>
おっとりした器量良しで、裁縫が得意など、女子力は高め。
甲賀の里長の娘という立場もあって、皆に愛され大事にされて生きてきた彼女は、忍としてはまだまだ未熟。窮地に立たされた時、彼女が見せる判断に「自己評価の低さ」「自己犠牲の精神」が見受けられます。任務を遂行する為に立ちはだかる者の犠牲を厭わない、という冷徹さも覚悟もまだ持ち合わせていないから、死に直面するのですよね。ですから攻略対象に幾度も助けられ、生き長らえる展開には少しもどかしい思いをしました。
「仲間を信じたい」「里の為になる事をしたい」という一貫した強い想いが槐にはあって、その想いが周りを影響していきます。
「忍びの覚悟とひととしての情け深さ---その狭間で幾度も迷い、戦う姿を見た。 
相反する資質をつないでいるのが、生来持つ誠実さなのだろう」

彼女は決して技量の低い忍びではない。忍びとしての在り方に疑問を感じているから判断に迷いが生じ、隙が出来てしまう→やられそうになるわけです。そう、心根がとても優しい子なんです(*≧∪≦)
彼女の本質を理解している幼馴染達が2人で時間を過ごす内、徐々に恋愛感情を育む展開は納得がいきます。
ありんこは新しく出会った2人のキャラ達が彼女の在り方に寄り添ってきてくれた事が何より嬉しかったです。
心の葛藤を経て精神的に成長していく槐、そしてそんな彼女を見守り導き、愛情を深めて行く彼ら。
そんな彼らが慎ましくも小さな幸せを掴んでくれる事を願ってやまないありんこでした。

以下、攻略順に感想を。
ネタバレ有りです。





黒雪
CVしもんぬ。
乳兄弟という設定で同い年。
気安くて楽天的で要領が良く、明るくて屈託がない幼馴染キャラかと思えば、とんでもない闇を抱えていたキャラでした
郷里を長く離れていた状況、甲賀の長から別個に密命を授かっている時点で何か裏があるのではないかと想像は出来たのですが・・・秀吉暗殺事件にあんな風に関わっていたなんて!
出征先の加賀での過酷な修行の数々。必殺の技を習得する為に業を重ね、普通の人間としての幸せなど到底手に入れることが出来ない罪深さを背負っていたんですよね。
彼にとって槐とは、暗闇にある一筋の光、唯一生きる理由・・・彼が槐に執着する理由が分かり、自分の命を投げ打ってまで彼女を守ろうと必死になる姿に胸が苦しくなりました。
彼を救済出来るのは槐しかいない、そう分かってしまったらどのルートでも彼の事が気になってしまうというのに
最後に槐の存在に救われる形で最上の幸せを掴んだ終わり方は少しご都合主義かな 
暗殺の首謀者と対峙しているその場面から逃げるような展開だったのが中途半端に感じて残念でした。そういう意味ではBADの方が納得がいく終わり方だったと思います。

いたずらっ子のような明るいしゃべり口の黒雪と影を含んだ低いトーンの黒雪。二種類の黒雪が交互に登場し、しもんぬの演じ分けが楽しめたルートでした。

月下丸
CV羽多野さん。
主人公の護衛役として仕えてきた忍。真面目で誠実で槐に対して過保護。正統派のカッコ良さが楽しめるメインキャラでした。 
主人公に絶対の忠誠を誓っている月下丸が、秀吉暗殺事件後すぐさま助けに来てくれる流れは当然といっては当然w
黒雪ルートと違って、逃亡先の目的地があったのが安心でした。
途中黒雪と合流し、3人が旅の一座の仲間になりワイワイしたり、ちょっとした恋敵が登場したり、黒雪ルート程の緊張感は感じられなかったです。悲劇度は格段と高かったですがw
このルートの追忍は甲賀の仲間達。1人、また1人と倒されていく流れは涙を誘い、気が滅入りました(T_T)
蝶治郎が登場した時は最早ここまでかとハラハラ
終盤で月下丸の忠誠は呪術によるものだと判明し、ショックを受けた主人公ですが、解呪後もとんだ驚きの展開が
戯れが過ぎる秀吉に怒りを感じ、里の存続・利益の為に彼の酔狂に合意した勘道はここで悪人決定w
父親としての愛が全く感じられなかった事が悲しかったです。

恋愛シーンで印象的だったのは、月下丸と初めて抱きしめ合って一体感を感じたシーン。お?恋愛対象としての相性はバッチリかも?と槐にとっては目からウロコの発見、ありんこにとってはウキドキ展開の予感
月下丸と隠れ里で暮らす、という終わり方は幸せ一杯でした。
長年の献身的奉仕が報われてよかったね、月下丸。

蝶治郎
CV鳥さん。
師匠と弟子、従兄妹、という近しい関係。
蝶治郎は自分の大切なもの、特別なものを作らない様に心を閉ざしている様子。自分の愛弟子を手に掛けなければいけない追忍の役目も自分を押し殺して遂行しようとしたけれど、結局出来なかった(ホッ)。
主人公の蝶治郎に対する想いが徐々に開花していくと共に、蝶治郎にとっても主人公という存在が特別で大切だという心の底に押し殺していた恋心が表面化します。喪失感と悔恨に苛まれながらの恋愛展開なので、終始重苦しくシリアスな雰囲気で進行。
月下丸のルートで追忍に指名された幼馴染達を自分達の手で次々に殺していく、という展開が欝でしたが、このルートも似通った展開で溜息が出ました。さっきまで攻略キャラだった月下丸がただ呆然と戦いの場に立ち尽くす主人公を庇って死亡するシーンや、サブキャラ達が刺し違えて死んでいくシーンにありんこはとうとう我慢出来無くなって涙がホロリ このゲーム攻略も3人目、愛着が湧き始めていたのに、こんなのって辛い 
使命を全うして里を守る為、という大義名分が実は大嘘という事を知ったありんこには辛過ぎる展開でした。

恋愛シーンはあくまでもしっとりと、しめやかに。燃えるような気持ちは心の中に押し込められていて、心と心をそっと合わせるような、そんな感じでした。 恋人同士になってもきっと変わる事のない関係性が見えるようでした。 
そしてBADENDは悲しい最後なのに舞うように美しいスチルが印象的でした。
余談ですが黒雪生きてて良かった。

半蔵
CV津田さん。
声が渋いよ・・・最高だよ・・・ 
かなりの年上キャラ。槐の母親と歳が近いって話ですからw 
最強の忍だけあってこのルートでは安心感が半端ない 
半蔵との逃亡劇中に起こった敵襲は、彼の絶対的強さを確信させるもので、精神的に楽でしたw
牢から救出し、逃亡を促す役はやはり月下丸で、半蔵はいつ逃亡劇に参加するのだろうと疑問でしたが途中で無事に選手交代w
徳川家康の命に忠実に従い、私情を挟むことなく槐の護衛の任務を遂行する半蔵。余計な事は語らず、余計な気を使わず。視線や態度に全く温度を感じなかった半蔵に、少しずつ変化が見られる様子に心トキメキました
「己の心を殺し、非情な任務をも遂行する強い覚悟。それが、お前には足りないように感じる」
彼の在り方とは真逆で、仲間を信頼し情け深い槐。任務絶対、主君の道具に徹し勤めてきた半蔵の心に熱い感情を呼び起こしてくれた・・・!槐の持つ「生きたい」という想いや、仲間を手にかけたくないという意思を尊重し、導いてくれた半蔵様なのでした
 
殺傷を避ける約束を守った半蔵が甲賀忍との最終戦で苦戦、それもあの霞からの攻撃で深手を負った終わり方に愕然
槐も毎回敵襲で呆然と立ち尽くすだけ、攻撃を防がない→誰かが盾になり傷つく・・・という悪循環に甘んじず、ストイックにも鍛錬を積み重ね、終盤には半蔵との見事な連携プレーまで披露出来るようになり、頼もしかったです!

恋愛モードに入った半蔵様は驚くことにかなりのキス魔 何度していたことかw 彼の頬が染まっているスチルが見れた時にはちょっとした達成感を感じましたw

五右衛門
CV緑川さん。
京の町で出会った遊び人・五郎は実は世紀の大泥棒。
このルートで明かされた彼の過去の遍歴・・・同郷の忍びであった事はもちろん、北条氏に仕えた風魔の頭領だったとはオドロキ
忍のタイプとしては槐寄りで半蔵の対極に近いかな。人情味があっていつも朗らかで。
豊富な経験から裏付けされる高い技量と持ち前の機転で余裕の表情を見せつつ、スマートに事を運び、明るく前向きな性格のお陰で半蔵とは違った意味でリラックス出来た逃亡劇でした。
終盤での裏切り行為の一連は180度態度が一転した事に疑問を感じはしたけれど、槐と同様に五右衛門を信じ続け・・・。その気持ちがハッピーエンドに繋がりますのでご安心を。
最後は鮮やかな手際で五大老を絡め取り、義賊として名高い石川五右衛門は派手な大博打をまんまと成功させたのでした。

恋愛面では、あくまでも優しく、終始誠実な態度。「遊び人」のイメージとは程遠い節制振りですw最初は脱獄したついでに一緒に逃亡しようか、位の軽い気持ちだったのに、槐に接していく内に心惹かれていき、ついには執着心をみせてくれたり 
この人を〆のルートに取っておくと、楽しい気分でゲームを終わらす事が出来ます
甲賀の仲間達も誰も失わず、罪深いものだけが淘汰されて終わり。どのルートより円満に終了したのでした。

まとめ
あまり長くはないシナリオながらよく纏まっていてダラダラせず、サクサク進行可能。
各ルートにそれぞれの物語があって飽きさせない。予測を上回る展開があったりと、かなり楽しめました。
恋愛の過程も丁寧に描写されていて「いつそうなった?!」というビックリがないのも◎。
絵も美しいですし、音楽も中々良い(特に笛の音色が素敵)。
総合的にクオリティの高い作品だと感じました。
悌太さんの絵が好きな乙女、出演されている声優さんのファンの乙女、シナリオ重視の乙女、いろいろな乙女にオススメしたいです☆

以上です


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